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Lotus ELISE Sr.1の作業・走行の記録や、クルマに関することを雑然と
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2009_04200009.jpgタイヤを交換した。

以前使用していたタイヤはAD07なので、同一メーカーのバージョンアップとなる。以前にAD07に変えたのが、なんと2004年の3月なので、かれこれ5年も同じタイヤを履いていたことになる。冬場はスタッドレスを履いていたとはいえ、車重が軽いので、タイヤが何時までたっても減らない為、気が付いたら5年が経っていた。それだけ走っていないという事実でもあるのは、反省すべき点。

前回AD07に交換した直後にもタカタサーキットに走りに行ったのだが、今回も交換直後に走りに行き、試してみた。とはいえ、AD07への交換後にコースが改修され、更につい最近、路面もしき直された為、その影響が印象に与えている影響も少なくないと思われる。また、タイヤの評価ができるほど色々履き替えているわけでもない為、所詮は素人の戯言の域は出ない。

AD07→AD08でのアップデートによる一番の強みは、縦方向のグリップと思う。特に、ブレーキング時にそれを強く感じる。AD07よりも高い制動Gを出しながら、ロックコントロールもしやすい。AD07の時は、特にブレーキロックしやすいエリーゼでは特に、もう少しフロントのロックが早く、かつ、ロックへの移行が急激だった気がする。また、それでいてAD07にあった横方向の高いコントロール性は、更に伸ばした感がある。AD07では、フロントの舵角を増していくと、最終的にグリップが抜けていたが、それがほとんど感じられない。さらに半分蛇足ではあるが、乗り心地がかなり良い。先にバネとショックを交換していたことで、乗り心地のよさは余計に際立っている。実際にタイヤのサイドウォールを手で押してみると、かなり柔らかく感じる。

これらから推測するに、AD08ではコンパウンドでのグリップ力の強化と、内部構造による上下方向の剛性は比較的下げながら、左右剛性についてはむしろ同等以上にする、というバランス取りをしたのではないか、と考えている。

ここまで書いたところで横浜ゴムのサイトを見てみたが、コンパウンドは「MSコンパウンド2」、剛性については「スチールインナーウォール」の採用により強化、と書かれている。コンパウンドはともかく、剛性については「強化」という言葉の意味が、実際のどういう特性の違いを指しているか興味深い。個人的には、剛性バランスを人間が感じやすいようにリバランスした、という意味だと捉えている。

タイヤのフィーリングは、そのクルマの重量・パワー・サスセッティング・走るステージ等、様々な要素によって変わってくる。この評価が全ての人に当てはまるとは思わないが、少なくともAD07からのアップデートとしては、満足できると思う。自分が買ったものは良いものだ、という心理的な効果を除いても。

あとは、価格かな・・・

ちなみに、AD07での旧コースの走行タイムと、新旧のコースレコード差から立てた目標タイムは、何とかクリアできた。
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男性
自己紹介:
・A175A LANCER TURBO EX
・AW11 MR2 S/C
・FC3S RX-7
・NA6CE EUNOS ROADSTER
・ELISE Sr.1
を乗り継ぎ現在に至る、今どき後輪駆動大好きな三十路。確実に人生を斜めに進んでいます。
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